■立札とは

立札は、胡蝶蘭を贈る相手に対して、贈り主や贈った理由をはっきりさせるために添える札のことです。立札には以下の情報を記載するのが一般的です。

• 贈り主の名前
• 表書き（「開店祝い」「新築祝い」など）

立札が付いていることで、贈られた側は瞬時に「誰から」「何を目的として」贈られた胡蝶蘭なのかを理解できます。

また、相手にわかりやすくするだけでなく、アピールにつなげることも立札の大きな役割の一つです。ビジネスで花を贈る際は、贈った相手に対してアピールすることも重要です。また、店頭に自社の名前が大きく記載された立札付きの胡蝶蘭が飾られることで、訪れた方に対するアピールにもつながります。

■立札の大きさ

立札の大きさには明確な基準や決まりはありません。そのため、大きさを選べる場合は見栄えのする立札を選択することも一つです。ただし、立札があまりに大きすぎると胡蝶蘭が目立たなくなってしまう可能性があります。そのため、贈る胡蝶蘭の大きさに合わせてサイズを決めるのがおすすめです。
立札のサイズが大きくなるほど価格も上がっていきます。予算面も考慮して選ぶようにしましょう。

■立札の料金

立札の料金は種類によって異なります。立札は紙札と木札の2種類が中心です。基本的に紙札はリーズナブルで、木札のほうが高額です。また、紙札の中にも厚紙製や木目柄などがあり、見栄えも変わってきます。ギフトとして贈るときは取り扱っている立札の種類も確認しておくと、より希望に沿った胡蝶蘭を選ぶことにつながります。

■紙札と木札はどう使い分ける？

紙札と木札は以下のように使い分けることもポイントです。

• 紙札：比較的カジュアルなイメージ。友人に贈るときなどにも活用できる
• 木札：見栄えがよく高級感を演出しやすい。ビジネスシーンにおすすめ

例えば、紙札はカジュアルな印象を演出しやすいため、友人の結婚祝いや新築祝い、誕生日、母の日、還暦祝いなど、プライベートなギフトとして贈るときに利用できます。もちろんビジネスシーンでも活用可能です。
木札はビジネスやフォーマルなシーンに活躍します。特に人目につくような場面においては、木札を利用して高級感を演出しておくのもおすすめです。相手への思いやりはもちろん、ほうぼうへのアピールも意識して木札を選んでみてはいかがでしょうか。

■立札の書き方

上記は基本としてご活用ください。

縦書きと横書きの使い分けは基本的に以下のとおりです。

• 縦書き：ビジネス・フォーマル向き
• 横書き：カタカナや英語が含まれている場合